• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

トラックの待機時間削減

 物流の2024年問題でも話題になるトラックの待機時間問題、これの解決策の一つになるのがスギ薬局の配送センターで行われている。待機時間は荷物を降ろす、また積む場合で発生するが、今回のケースは、降ろすケースだ。削減できた主な理由は、荷受けのスケジュール化、そして配送センターでのデジタル受付などだ。メーカーや日用品のベンダーがスマホで事前に納品の受付をする。つまり予約を取る。そしてセンターに着いたら受付端末に到着を打ち込み、携帯電話番を入力する。

 センター側はスケジュールがわかるし、作業中のトラックがどこの取引先のトラックかがわかる。そしてトラック側が予約をしてあるのでスムーズに降ろすことができる。パソコンのスケジュール画面上は、化粧品メーカー、食料品メーカー、日用品ベンダー、酒類のベンダーなどで埋まっている。

 トラックドライバーが受付する時の端末画面ですが携帯電話番号を入力する画面で「070」「080」「090」を選択できるようにし、また訂正するときは「すべて消す」「一文字消す」となっている。タッチする回数を減らせばヒューマンエラーも防げる。このような予約システムはトラックドライバーの働き方改革につながる。「物流DX」で大きく改善して欲しい。

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