8月12日のテレビ東京のワールドビジネスサテライトでダイナミックプライシングを
特集していた。コインランドリー運営企業は天気予報により雨の日の前日を安くするそうだ。
それにより需要を前倒しして雨当日の混雑度を下げる。
それから京王バスが紹介されていた。路線ではなくハイウェイバスだ。予約状況により
途中で値上げをする。そして予約が少ない場合は価格を下げるそうだ。運転手不足で増便は
できないのでそこに予約が入りやすいようにする。乗客数を平準化するそうである。
今やディズニーリゾートやプロ野球でも一般的になった。小売業はどうでしょうか。
小売りは残ってしまったものの値下げも仕組みとしては同じようなものである。
小売りはシーズンのときに値上げすることはほとんどないが需要が少ない売れ残りは
値下げする。やはり需要と供給が一致するのが一番いいがそうもいかない。
値下げのタイミングは難しい。企業によってはAIが値下げ指示をだす実験をしている
ところもある。
ところでホテルの宿泊料もシーズンでかわる。今はハイシーズンだ。小売りの方は
だいたい交代で休みをとる。旅行も安くなるシーズンに行くのがいいですね。