• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

公正取引委員会の是正勧告

 最近、このニュースをよく耳にする。先日の日産自動車、今回のコストコ。理由は、下請けいじめである。優越な地位で行なった。コストコの内容は、下請け業者へ商品などに問題がないのに代金を減額したりオープンにあたり、協賛金を求めたりした。

 「いまどき、協賛金などまだとっている企業があるのか」と思った。テレビで、あるコンサルタントが「教育がされてないのでは」とコメントしていた。またニュースでは、日本へ出店した時からとの報道もある。バイヤーは、わかってやっていたのか、どうだろう。まずは、きちんと改善をして欲しい。

 学校(大学院)の経営関係の授業では、企業の社会性について多く学んだ。SDGsという言葉も出てくる。社会的責任で言えば CSV ( Corprate Social Responsibility )企業の社会的責任という言葉がある。このような言葉を含め社員の教育をした方がいいかも知れない。

 コストコは、2015年にも是正勧告を受けている。愛知県の店舗でのガソリンの「不当廉売」である。他企業のガソリンスタンドの新規出店に伴い価格競争を行った。値下げをし続けた。安く売ってなぜと思うがその周辺の適正な商売を阻害していた。かつて昔、千葉県であるスーパーが牛乳を安く売り勧告を受けたのを私は、覚えている。このうようなことあることは、きちんと知っておかないといけない。

 社員教育には、販売面だけでなく公正な取引に関しても教育をする必要があると思います。またコストコの記事を見て「うちは、大丈夫か」と思われた方は、確認をするべきだと思います。また教育関連部門や商品部は教育体制を確認したほうがいいと思います。