• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

独身の日

  昨日、11月11日は「独身の日」、中国でネット販売が大々的にセールをかける。昨年はその期間の

アリババの売上が10兆円あったとか。今年は公表しないそうですね。大学院のマーケティングの

授業で独身の日のことが話題になった。アリババが考えたセールで、「独身の人は寂しいから物を

買って寂しさを紛らわせましょう。」というのがコンセプトのようだ。ニュースでかつて、アリババの

ジャックマー会長(当時)がステージで挨拶している姿を何度か見ました。

  独身の日のセールは企業がコンセプトをつくりだしたわけだ。日本のバレンタインチョコに

似ている。バレンタインは海外では女性特有でなく家族、恋人、友人にギフトや花束を贈る習慣だ。

日本はチョコレートメーカーが女性から男性へチョコレートを渡して愛を告白するようなことに

なっている。このようなセールであればこれからの時期はブラックフライデイだ。イオンの店頭では

すでに商品が案内されネットでも予約ができるようになっている。混雑などを避けるためだと

思う。分散させるわけです。中国からの留学生の話によると独身の日のセール、2週間前から

受付しているそうです。だから昨日のニュースの段階で荷物を運ぶ映像が流れてるんですね。

小売業はこれから年末にかけて最繁忙期を迎えます。ただ年末については正月から営業している

企業が多いので年末の人出も分散している気がします。