• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

冬物値下げ

  昨日は首都圏でも20℃近くまで気温が上がりポカポカとした暖かい1日だった。もう春はそこまで来ている様な感じがする。小売業店舗では春のイメージを出し販売していくが冬物の処分も並行しているだろう。冬物といっても衣料から家庭用品、カー用品など様々である。各社は期日を決め冬物はいつまでと決めて販売しているところも多いであろう。しかしここまで気温が上昇すると厳しいかもしれないい。販売できなかった商品は店舗保管、物流センター保管、別の寒冷地店舗での販売など対応しなければならない。季節品の販売予測は難しい。各社の仕入れ体制は様々だと思うがほとんどの商品は返品せず買取になっていると思う。プライベートブランドは当然、残りは持ち越しだろう。今年はどこも厳しいのかもしれない。

  私が昔、教わった言葉に「まだはもうなり、もうはまだなり」という言葉がある。これは季節品を指していてまだ売れないと思っていてももう売れ出している。もう売れないと思っていてもまだ売れているということだ。例えば今でいうと使い捨てカイロだろうか。暖かくなり需要は落ちるが高齢者は、まだ必要だと思われる。きちんとデータをとり判断したほうがいいと思う。使い捨てカイロが定番に入っている場合も売れている場合はきちんとコーナーを残した方がいいでしょう。わかりやすい売場が1番です。

冬物値下げ売場
冬物値下げ売場