最近、インバウンド観光客のなかで、「名古屋飛ばし」が、あるという。具体的には、名古屋に立ち寄らず、大阪や隣県、岐阜の飛騨高山や白川郷へ行ってしまうそうです。原因の1つには、北陸新幹線が敦賀まで延長し、金沢などを訪れた後、そのまま京都や大阪に行ってしまうルートが盛んになっていることだそうです。
名古屋には、従来の観光地である名古屋城を筆頭に新しい施設、レゴランド、ジプリパークがある。また、最近は、大須観音(おおすかんのん)の人気がある。門前町である大須商店街を含め魅力ある場所になっている。大須商店街では、ボランティアのガイドが、土・日に商店街を案内したり、英語版の地図を作っている。
もともと「名古屋飛ばし」という言葉は、1980年代にうまれた。マイケルジャクソンやマドンナなどのコンサートが東京や大阪で開催されるが、名古屋では、開催されなかった。そのためにこの言葉がうまれたそうだ。現在もコンサート数が少なく中部圏から若年層流出の一因となっているそうです。原因としては、愛知県内で1万人以上収容できる施設が、バンテリンドームと名古屋国際展示場の2ヶ所に限られる方だそうです。
施設もそうですが、逆に名古屋めしは、人気がある。ひつまぶし、味噌カツ、あんかけスパゲティなど多くの美味しい名古屋めしがある。今後、魅力のある街に生まれ変わって行くと思います。