• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

HZ(ヘルツ)の話し

 最近は、新生活などの引越しのシーズンだと思います。就職や大学生や専門学校に入学するために上京する方も多いと思います。上京にあたり新しく家電製品を購入するケースもあると思います。現地で購入するケースもありますが親御さんとして最低限の物を購入して用意するケースもあるでしょう。

 ところで日本には、主に東日本と西日本で電気のヘルツが分かれます。東日本は、50HZ、西日本は、60HZです。ここからは、昔の話ですが、家電製品販売時にお客様へご案内することがありました。長野県内の店舗に勤務している時、お客様が今後、この製品を関東地方で使う場合です。現在は、ヘルツフリーの商品になりましたが、特に注意したのが電子レンジと照明器具です。

 当時は、この2種類は、50HZ、60HZの商品が作られていました。長野で購入後、関東地方で使う場合は、ヘルツが違うので販売できませんでした。(現在は、ヘルツフリーで問題ありませんが)売場には、ヘルツを案内するPOPとヘルツが違うと使用できない注意喚起のPOPを売場に取り付けました。本当に昔の話です。

 ただ、最近も販売時に注意喚起の案内が必要なケースもあります。ガステーブルの都市ガスとLPガス(プロパン)があること。きちんとPOPや販売時の声掛けをしていると思います。それからカセットコンロ、このコンロで事故が発生するケース、大きい鉄板を使い鉄板が、ボンベの上までかかりボンベが熱せられ事故につながる場合があります。このことは、POPなどで注意喚起する必要があるでしょう。

 販売時に注意喚起する商品は、多くあります。メーカーでも説明書とは、別に1枚の紙に印刷し箱の中に入れているケースがあります。注意が、必要な商品は、きちんと案内する必要があると思います。