今年は、2024年問題でバス運転手不足が叫ばれている。そしてバスガイドさんも不足している状況もあるという。奈良県にある奈良交通では、修学旅行生が乗車するバスを中心にリモートでガイドをしている。
どのようなシステムかというとガイドさんは、奈良市にある本社の専用ブースでガイドをする。最大20台まで同時にできるそうだが基本は、修学旅行のクラス数(バスの台数)で対応する。バスの位置は、ガイドさんがナビを見て走行位置を確認し案内する。
このリモートバスガイドの利点は、当然、一人で複数のバス(同じグループ)を対応できる。また案内のパネルや地図を乗客に見せる場合、通常は、ガイドさんが運転手さんの横で見せるが後ろに座っている乗客は、見えずらい。しかしリモートであればバスに設置されたモニターが前後2台あるためそれを見るので見やすくなる。
コロナ禍でリモートによる仕事が拡大した。また大学院の授業でもコロナ禍で拡大した。(私の時は、ほとんどが対面授業でしたが)また小売業でも店頭で質問などをリモートで受ける場合がある。これからもますます進化するだろう。注意深く見守りたい。