• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

レジでの出来事

 昨日、とあるスーパーマーケットへ行った。午後6時過ぎ、レジへ精算に行くと有人レジが2台しか稼働していなかった。週末であり25日に給料が支給される方は、給料日だ。3人ほどしか並んでいないが、かごの中を見るとあふれていたり、2つのかごを使用されている方もいる。すぐに3人目のキャッシャーの方が来たが、レジもどんどん並んでいく状況である。セミセルフではないため時間がかかる。ここは、セルフレジが10台前後ありセルフレジは、入口に2~3人並んでいる。

 レジが混雑している場合、各社の対応は、異なる。私は、多くのスーパーを見てきたが(修士論文にもレジのことを研究し執筆した)イオンは、レジが混雑している旨の放送がされバックヤードから多くの従業員がレジへきて対応している。私が昔、静岡県内で勤務している時は、イオンの店長がレジをうっている姿を見た。

 また、セルフレジを一切設けない企業もある。その代わりその企業は、多くのレジ人員を確保している。昨日、行ったスーパーは、いつも夕方は、混雑している。事情は、よく分かります。人手不足や人件費高騰など人員の確保は、難しい。しかし昨日は、給料日、週末、夕方、もしかすると運動会の前日など混雑する予見は、山ほどある。また、高校生が試験でバイトに出られない。その場合は、バックヤードから応援を出すべきである。閉店までうつわけではない。混雑を解消するまで対応することが重要です。

 私がいた企業では、ある店長は、レジ周辺の防犯カメラの映像を見て、混雑している状況があればすぐにレジへ向かいレジをうっていた。やはり企業により姿勢が表れる。スマートカートなどレジは、進化するがレジがスムーズに稼働し待ち時間が少なくなることは、どの企業も方向性は、同じだと思う。

 店の管理職や本部の方が混雑しているレジを見てどう思うか。やはり混雑を解消するアクションを起こすのが当然であると思う。混雑する有人レジを見てセルフレジ担当の従業員は、お客様を待たせているな、なぜ応援に来ないのかなと思っているだろう。

 レジの混雑、やはり改善にむけて多くの行動を起こすべきだと考えます。