• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

暖房用品の販売

 昨日は、快晴で日中の温度が上昇した。夕方、ある店舗に行ったところ、店舗はいり右側の催事関連の売場、なんと展示品のストーブが7~8台並んでいる。価格は、通常価格の20%引きです。誰も見向きもしません。すでに需要がありません。

 季節は、春です。売場は、春や夏の商品がメインです。もしストーブを売るのであればお500円・1000円(税込)など均一価格で販売するか7~8割引きで販売した方がいいでしょう。それからもうしまった方がいいと思います。本来、冬物は品種ごとにいつまで販売するか決めるべきだと思います。今、暖房用品は、おかしいと思います。私だったら売場からバックヤードへさげます。

 よく小売業では、このようなケースを「景色になっている」といいます。問題意識を持って見れば、おかしいと気づくのですが景色になっていて気づかなくなっています。次の写真もそうです。6月中旬の写真です。

 母の日需要で販売した売れ残りのカーネーションです。即、廃棄すべき商品ですが見慣れていて景色になっています。

 売場の管理は、難しいです。常に新鮮な目で見るようにしたいと思った次第です。