水曜、深夜の番組「それって!?実際どうなの課」でアキラ100%さんが比較的ハードな仕事を
体験するコーナーがある。1月25日の放送では自転車回収業を体験していた。自治体がごみとして
回収したものやホームセンターなどの販売店が販売時に回収したものを回収していく。番組によると
東京都内の1年間にごみとして出る自転車は約20万台ある。また2019年経済産業省の調査では駅前の
放置自転車は年間4.4万台でている。これらの自転車は自転車回収業が回収する。作業を見ていると
とてもハードだ。100~150台ぐらいの自転車をトラックに積む。放送ではアキラ100%さんが自転車を
持ち上げ荷台の上にいる方へ渡す。途中から腕が上がらなくなってくる。大変な作業である。そして
回収された自転車は9割が海外へ輸出される。(主に東南アジア、中東、アフリカ)そして残りの1割、
これらは日本の中古車販売店で販売されている。番組では回収した自転車を修理しているシーンも放送
された。自転車は再生されたり別の地域で利用されたりしている。ただ自転車についているタイヤ、
チューブなどの処理である。チューブはトラックのロープなどに再生されている。私も現役時代は荷物
を荷台へ固定するときは一部、自転車のチューブを使用した。あとはタイヤ、現状は廃棄物として捨て
られているようだ。自動車のタイヤはブリヂストンタイヤとエネオスの技術により再生する技術が確立
され始めている。自転車のタイヤもそのような技術が確立されてほしいと思います。小売業のSDGsの
活動が進められています。商品が廃棄物になる関係では12番目の目標「つくる責任 使う責任」に該当
すると思います。持続可能な未来であってほしいと思います。