• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

地域商品

  先週のTV番組でドン・キホーテの特集をやっていた。興味深かったのはその店、独自で

売れている商品だ。東京ドームの近くでは双眼鏡、ドーム内の試合やコンサートで使うことため

売れる。また六本木ではスケッチブックだ。これは近くにテレビ朝日や映像制作会社があるから

とのこと。ADさんが使うんですね。皆さんの店舗でもその地域で特に売れたりその地域だけでしか

販売していない商品がある。そのような動向は新店開店時にきちんと把握しなくてはならない。

  しかしながらそれがたいへんである。お客様から何回か聞かれて初めてわかることがある。

パート社員にリサーチしても普段、使用していてその地域特有とわかっていなかったりする。

(あたりまえのように使っていて)収穫用品は(米、野菜、果物)バイヤー自身も確認するし

取引先にも確認するだろう。ただ本当に限定した地域でしか使用しないものは取引先も扱いが

ない場合がある。その時はその地域の卸問屋をさがし口座を開き商品を仕入れたりした。

  地域商品というか以前、野外コンサートが行われる近くの店舗にいた。あいにく天気が悪く

小雨が降りだした。そしたらお客様がわんさわんさと来店し合羽という合羽がすべて売れて

しまった。びっくりしました。このようにイベントに伴い売れるものがあります。まだ

SNSがない時代です。今だったらどこで○○が売っているみたいでもっと押し寄せる可能性がある。

マスクの時が大変だった。ツイッターで「ここで売っているとでていた」とかで来店される

お客様がいらっしゃった。すでに完売しているのだがSNSの力はすごい。SNSでのマーケティングの

本もいっぱい出てる。地域商品もSNSで情報を収集する時代ですね。