• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

企業名の由来

 あるバラエティー番組を見ていたら、モスバーガーの企業名の由来が、話題となった。出演者の一人である大久保佳代子さんが、電話をとったら「もすもす」といったのが由来というジョークを話して笑いをとっていた。

 正しいのは、山(Mountain)・海 (Ocean)・太陽 (Sun)の頭文字からとったものです。「山のように気高く、堂々と海のように深く広い心で、太陽のように燃え尽きることのない情熱をもって」という理念からです。(モスフードサービスホームページより)素晴らしいと感じました。

 また、有名なのは、先日、売上高1兆円を超えた決算発表を行った「ゼンショー」です。すべて勝つ「全勝」が由来です。それから女性用の肌着メーカーの「ピーチ・ジョン」です。この社名の由来ですが、創業者が、「桃太郎」のことが好きでした。社名に桃太郎を使おうと、そのまま英語で表現しようとしました。桃は、ピーチ、太郎は、どうしたかというとポピュラーな名前をということでジョンにしました。そこで「ピーチ・ジョン」になりました。

 創業者の名前が由来になるケースもあります。「ヤマダ電機」「コジマ」「イトーヨーカドー」などです。メガネチェーンの「Jins」も名前が由来です。創業者の田中仁(たなかひとし)さんの仁の文字からとりました。また起業の動機もユニークです。韓国旅行をした際にメガネが安く販売していて驚いたそうです。そこで日本での仕組みを調べ新しいスタイル(均一プライス)で起業しました。素晴らしいですね。

 企業名や屋号は、とても重要だと考えます。皆さんが、もし起業する場合は、社名などは、どうしますか。何かヒントがうかびそうですか。カタカナ表記ですか。もし起業をしようとしたら事業内容も重要ですが社名なども重要だと思います。