• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

シニア(高齢者)対応

  高齢者対応は一般的に、より丁寧に対応してわかりやすく説明する。また実店舗においては重たい商品であれば運搬を手伝ったりする。ただ、この前、ファストフード店で見た対応は少し悲しくなった。それはお客様がセットメニューを注文し従業員が飲物を聞く場面だった。従業員はその時に「ドリンクは?」と聞いていた。そこでお客様は「は?」と聞いた。そして従業員はもう一度「ドリンクは?」と聞き、またお客様は「は?」と聞いた。そこで少し強い口調で「飲物は」と聞いた。そしてお客様は希望の飲物を告げた。従業員としては配慮を欠く行動だったと思う。1回目にわからなかったときに「何をお飲みになられますか?」とか「お飲物は何にされますか?」と聞きなおす。もしくはお客様が高齢者であれば最初からそのように聞けばよかったと思う。

  シニアへの対応は販売促進を始め様々ある。販売促進ではやはり15日前後に割引したりお買い得商品を用意したりする。また高齢者の来店が多い店舗では価格表示を大きくしたり少量の総菜を作ったりしている。高齢者の比率が年々、あがりシニアへの対応は必要である。シニアマーケティングやシニアビジネスの本は数多く出ている。私の通学する大学院(大学)の図書館にも10冊前後ある。小売業のシニア対応は絶対に必要である。