• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

リテールテックJAPAN ①

  昨日はリテールテックJAPANに行ってきました。大学院生に展示会は必要かというと研究対象が小売業であればとても重要な情報源です。見学を終え、とても参考になったと思います。リテールテックJAPANとJAPAN SHOPを中心に見学してきました。その中で気になった企業を紹介します。

  「YDC」という企業ですがこの企業が提供しているのはアプリを使わずスマホで売場案内をするツールです。ブースに「アプリ使わず売場案内」とあり興味を持ってブースに入りました。どのような内容かというとQRコードを読み取りあとはスマホに商品名をいれて売場レイアウト上に商品の陳列場所が表示されるもの。カインズやニトリはアプリを入れて同じように商品名を入れ陳列場所を確認するがアプリがいらないので気楽にできるかもしれない。やはりいろいろな個人情報を入力したりパスワードを設定したり結構、時間がかかります。それで敬遠される場合があります。QRコードだけで案内できるのでいいのではないでしょうか。小売企業側はアプリを入れていただき商品や催事情報をお客様に見ていただきたいがアプリを入れていただくのは大変です。ポイントカード機能を持たせできるだけ入れてもらいたい。でもあまりいろいろな企業のアプリを入れると管理しずらかったりする。

  ところでこの売場案内QRコードはどこに掲示しますか。入口やカウンターや各売場でしょうか。採用企業は認知していただくまでに時間がかかると思います。導入するのはまずはホームセンターと考えます。取り扱いアイテム数も多いと思います。実際、デモ用QRコードには「ホームセンター」と記載がありました。売場が広くなりアイテム数も多くなり売場案内はDXなしではできなくなった。お客様を待たせるよりはやはりDXを使いった方がいいのかも知れません。