• 旧「シニア大学院生の小売業ブログ」

亀田製菓のインド戦略

 今日は、3月28日に放送された「ガイアの夜明け」からの話題です。米菓子メーカー「亀田製菓」のグローバルマーケティングの話です。亀田製菓は、インドでは、もともと、柿の種を販売していました。フレーバーは、「セサミソイ」「チリガーリック」「ソルトペッパー」の3種類です。スーパーで20ルピー(約34円)で販売していますが、ライバルが強く低迷していたそうです。

 ライバルは、「ナムキン」という小麦粉や豆を揚げたお菓子、インド国内にある中小零細店(キラナ)の店頭で販売している。価格は、10ルピー(約17円)柿の種の約半分の価格になっている。そこで亀田製菓は、インドの一般的なおやつ「パンプリ」の持っている味をつけたサラダホープ(亀田製菓が、新潟限定で販売しているあられ)です。焼きムラなどがあり開発には、苦労したが、開発にこぎつけた。                                           

 実は、亀田製菓の会長兼CEOは、インド出身のジュネジャ・レカ・ラジュ氏、インド進出は、当然ともいえる。また、インドは、人口14億で世界1位、平均年齢は、28歳で今後、消費の爆発が、予想される。今後、商品が受け入れられたら売上は、右肩上がりで伸びていく素晴らしい市場である。

 小売業でインドに進出しているのは、ユニクロと無印良品ですが、今後も増えてくると思います。今後のインド市場、見ていきたいと思います。